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2021年06月16日お知らせ

【ペットのお悩み解決】アイコンタクトについて

こんにちは、しつけを担当しているチョンです!

 

「愛犬に見向きもされない」

「愛犬の名前を呼んでも反応がない」

「アイコンタクトの教え方が分からない」

 

このような悩みをお持ちではないでしょうか。

 

アイコンタクトは、飼い主さんに意識を向けるのに大切なしつけの1つです。

これができると、色んなしつけを教えるための架け橋となってくれます。

 

そこで今回は、しつけの土台となる「アイコンタクト」の記事をまとめました!

 

目次

・アイコンタクトを教える目的

・愛犬が目を合わさない理由

・愛犬にアイコンタクトを教え始める時期

・アイコンタクトの教え方

・アイコンタクトを身に付けたら

愛犬と目を合わせない方がいいパターン

・しつけができないときの対処法

終わりに

 

アイコンタクトを教える目的

犬のアイコンタクトのしつけは、

犬と飼い主さんが目を合わせることですが、「目を合わせる」ことが目的ではありません。

実際には、あらゆるしつけを教える基礎になりますので、アイコンタクトは大切です。

それは

・注目する

・集中する

・意識を向ける

につながります。

この3つが本当の目的で重要です。

 

これができるようになると、

・危険な状態から身を守れる

・興奮状態でも落ち着かせることができる

・しつけがしやすくなる

愛犬を落ち着かせることができて、危険から守ることに繋がります。

 

愛犬が目を合わせない理由

愛犬が目を合わせてくれない理由は大きく分けて3つあります。

・悪いことをしたから

・知らないふり

・落ち着きたいから

です。1つずつ見ていきますね。

悪いことをしたから

犬がダメな行為をしてしまい、飼い主さんにバレた時に目をそらすことがあります。

すごく悲しそうな顔をしているので、ちょっと可愛いのですが飼い主さんは我慢です!

また、目をそらしたからといって反省していないわけではありません。。。

「悪いことをしてしまった」と犬自身が理解しているが故の行動です。

なので、このような表情をしていたらしつこく叱らず、後味が残らないようサッと叱りましょう。

 

しつけは、叱るよりも褒めることが何よりも大切です。

「叱る:2=褒める:8の割合でうまくメリハリをつけて行ないましょう。

ちなみに、叱りすぎるとストレスがたまり、問題行動や破壊行動がより目立つようになるので注意してくださいね。

 

知らないふり

名前を呼んでも目を合わせなかったり、無視をすることがあります。

これは動物病院での受診やトリミングなど、犬が苦手なことをするときに見られやすいですね。

「できればしたくない、避けたい」の表れですね。

単純に眠い、疲れているから聞こえないふりをすることもあります。

苦手なことをした時は思いっきり褒めであげましょうね。

 

落ち着きたいから

興奮した時に、気持ちを落ち着かせるために目を背けることがあります。

嬉しすぎたり、緊張が高まったりした時にもよくみられます。

抱っこをしても、尻尾をふりながら目を合わせない時は、気持ちを落ち着かせようとしています。

愛犬が落ち着くまで少し待ちましょうね。

 

【注意点】

愛犬が飼い主さんに注目することでコミュケーションを取りやすくするアイコンタクトですが、親しくない犬の目を見つめることには注意が必要です。

基本的に犬にとって「目を見る」行為は敵意を表す行為です。

犬によっては攻撃的になったり、恐怖心を抱いてしまったりすることもあります。

かわいいからとつい見つめてしまいたくなるのですが、人と同じように犬にもいろいろな性格の子がいます。

散歩中やドッグランで出会った犬の目を見つめ続けるのは止めましょうね。

 

アイコンタクトの教え方

アイコンタクトを教える前に、飼い主さんに3つ意識してもらいたいことがあります。

それは、

・焦らず、叱らなくていいです

・どんなに小さな成功でも褒める、一緒に喜びましょうね

・何事も全部楽しむ!

ということです。

 

トレーニングをしていると、上手くいかないことや、失敗が続いてしまうとイライラすることがあります。

そんな時は気分転換したりしてちょっと休みましょうね。

あとで全部がいい思い出になりますからね。

もし、イライラして犬に当たってしまいそうな場合は、休憩を挟んで、気持ちが落ち着いてから始めるといいですよ。

 

犬のアイコンタクトのしつけを始める前の準備として大好きなおやつを使ったり、集中しやすい環境で行うことで犬のやる気が上がりますよ!

また愛犬にとって魅力的なおやつを使用するのがオススメです!

①目を合わせる練習

まずは、飼い主さんの目をみる練習です。

あなたの目の横におやつを近づけます。

①おやつをみたらあげます。

②目の横におやつを近づけたまま、飼い主さんの目をみるまで見守ります。

③目を見たらおやつをあげましょう!

ここでのポイントは、目をみた瞬間に「よし」と正解の合図を教えてあげることです。

そうすることで、愛犬にとって「よし」が成功の合図になるので、

「よし!=報酬(おやつ)」がもらえると学習するようになります。

飼い主さんの目を見ない場合は、名前を呼んでみたり高めの効果音を出してみてください。

すると、愛犬はあなたに注目するので、目をみたらさっとおやつをあげましょう。

 

②おやつを置く位置を変えてみましょう

今度は少しハードルが上がります!

今までは顔の近くにおやつを置いていましたが、次はおやつを置く場所を変えましょう。

 

  1. 首の位置におやつを近づけます⇨目があったら、おやつをあげます
  2. お腹の位置におやつを近づけます⇨目があったら、おやつをあげます
  3. 足の近くにおやつを近づけます⇨目があったら、おやつをあげます

 

ここで飼い主さんに意識して欲しいことがあります。

 

それは「愛犬のハードルを上げないこと」です。

「首の位置をクリアしたから、今度は足の位置に挑戦してみようかな!」といきなりハードルを上げてしまうと失敗につながりやすいです。

失敗を重ねると、何が正解なのか分からなくなるので、また1から教え直さなくてはいけません。

ゆっくりと丁寧に1個ずつ成功させながら進めていきましょうね。

そして最終的には、おやつを使わず指示の合図で、できるといいですね。

 

その日その日によって、人のコンディションが違うように愛犬も違います。

昨日できても今日は集中力がなくてできなかったりしますので、愛犬がどのレベルからできるのかゆっくり試しながら行いましょうね。

③誘導をせずに言葉で教えていく練習

ここまでできれば、あとはスムーズに行えるかと思います。

次は誘導なしで指示語だけの練習です。

①おやつを見せません。

②「見て!」と指示を出す、または愛犬の名前を呼びましょう。

③目をみたらオヤツをあげます。

 

教えていて、オヤツを隠す前からあなたの目を見ていませんか?

 

もしそうであれば、1度トレーニングを中断して時間をあけましょう。

一貫性を持ってやり続けると、予測されるのでまだ呼んでもいないのに、こちらをずっと見ていたり、期待に満ちた眼差しを向けてきます。

とても可愛くておやつをあげたくなるのですが、我慢しましょうね。

こっちの気がそれたときに「見て!」「〇〇ちゃん!」と指示を出し、愛犬があなたの目をみたら、すかさずオヤツをあげてください。

そうして練習を積み重ねていくと、日常生活でも飼い主さんとのコミュニケーションを大切にし、いつどんな場所でも飼い主さんに意識を向けることができますよ!

 

④おやつの使用回数を減らします

今までは、「目が合ったらおやつをあげる」のが基本でしたが、おやつを徐々に減らしていく練習をしていきましょう。

あくまでアイコンタクトはしつけの1つです。

愛犬と一緒に生活する上で必要となってくるので、毎回おやつをあげるとブクブク太っていきますよね。

なので、愛犬に何か教えるときだけおやつを使って覚え終わったら、

「2回に1回→3回に1回→4回に1回」といった具合に徐々におやつを減らしていきましょう。

 

「指示に従う=おやつをもらえる」ではなく、

「指示に従う=飼い主からのほめ言葉」

といった信頼関係を築くことが大切です。

 

⑤様々な場所、状況で行いましょう

次は周りに気の散るものがたくさんある状況でもアイコンタクトがとれるようにする練習です。

散歩中やおもちゃで遊んでいるとき、他に人が居る時など、様々な場合で試してみましょう。

環境が変わっても、やり方は変わりません。

ただ、環境を変えると今まで出来てたことが、突然できなくなることがあります。

そんな時は室内でしたことと同じように、ハードルを下げておやつで誘導するところから始めるといいでしょう。

 

少し余談を挟みますね。

しつけをお伝えしていて飼い主さんの中で捉え方が別れてくるのですが、

一つは真面目な方ほど「やるべき」になり自分自身や愛犬に負荷をかける方。

もう一つは楽しいゲーム感覚でしつけをしている方です。

 

後者の捉え方でしたいけど、いざ愛犬にしつけをしてるけど全然聞いてくれなかったり、しんどい、難しい、分からない。。。と思うことがいっぱいあるかもしれません。

だけど、愛犬のうるうるした瞳や甘えてくる行動、楽しそうに遊ぶ姿、やっぱりたまらなく可愛くて愛らしいですよね。

愛犬ごとにも個性があります。

練習をしてすぐにできるようになる犬もいれば、なかなかできない犬もいます。

トレーニングにやり過ぎということはないので、できるようになってからも繰り返し練習してもいいのです。

ゲームしている時は楽しくて夢中で時間が一瞬で過ぎるように、楽しむことが一番です!

愛犬の寿命はたかだか本当に長くて20年しか生きられないので、やっぱり一番は愛犬と楽しんむことです!

愛犬に嫌われたらどうしよう、噛まれたらどうしよう、吠えたらどうしよう、など不安でいっぱいな時ほど全然うまくいかないです。

飼い主さんが不安だと、愛犬も不安になります。

私たちが愛犬を家族として迎えたのですから、

愛犬は何が好きなのか、どうして噛んだのかどうしたら噛まないのかな、どうしたら愛犬は安心するのかな、と

私たちから先に楽しみ寄り添い、愛犬を守っていきましょうね。

 

本題に戻ります!

愛犬がアイコンタクトを身に付けたら

未然に事故を防げます!

犬にアイコンタクトを教えると、危険な状況から犬を守ることができます。

たとえば、散歩している途中で車が飛び出してきたとします。

こうした時に、飼い主さんが犬にアイコンタクトをすることで犬を車から離すことができます。

アイコンタクトは、しつけの他に事故を未然に防ぐこともできます。

興奮していたら落ち着かせることができます

たとえば、ドッグランでいろんな犬と遊んでたとします。

はじめは仲良く遊んでいたのに、だんだんヒートアップしてきたとします。

そこで、「アイコンタクト」をすることで興奮した気持ちを落ち着かせる効果があります。

そこから、

・アイコンタクト→おすわり

・アイコンタクト→伏せ

につなげることで、興奮を抑えることができます。

愛犬と目を合わせない方がいいパターン

愛犬と目が合うと可愛くてキュンキュンして、とっても嬉しい気持ちになりますが、実はしつけの観点から飼い主から目を合わせない方がいいパターンもあります。

 

1.甘噛み・飛びつき

飼い主の手やスボンの裾に飛びついて噛んだり、じゃれたりするのは、犬からみると遊んでいる感覚です。

目を合わせたりかまってしまうと、遊んでもらえると勘違いしてしまいますので、無視をして落ち着いたら、一緒に遊んであげるようにしましょう。

 

2.要求吠え

サークルやケージから出してほしいとき、ごはんやおやつが欲しいときなど、犬が何かしてほしいときに吠えることを要求吠えと言います。

この場合、吠えても何も起こらないことを理解させる必要があります。

吠えているときに目を合わせてしまうと、どんどん吠える声がエスカレートしてしまいます。

落ち着くまで犬を見ないようにし、静かになったらやさしく褒めてあげましょうね。

 

3、恐怖による観察

犬は、自分より優位の相手に対してアイコンタクトをする、じっと目を見つめる、という説もあるようです。

しかし人を怖がっているほど人の目を見て、動きを観察することもあります。

目が合って、そのまま見続けていると、恐怖がどんどん増し、どんどん激しく吠えるようになってしまいます。

怖がっているときはできるだけ目を合わせないようにしましょう。

そうすると、少し落ち着いてテーブルの下から出てきたり、へっぴり腰で地面の匂いを嗅げるくらいには余裕ができたり、人のそばに近づき匂いをちょっとだけ嗅げたりします。

怖いから、私の目を見て、自分に対して危険が及ぶようなことをしないか探ろうとしているんです。

目を背けることで、「大丈夫だよ」って伝わるまで信じて待ってあげましょう。

愛犬のしつけができないときの対処法

犬のしつけを始める前に大切なポイントは、一貫性のあるしつけです。

家族でのしつけルールがバラバラだと、「何が良くて何が悪いのか」と頭の中が混乱してしまいます。

 

例えば愛犬の「飛びつき」を許すか許さないかの問題について、飛びつきのしつけも賛否両論があります。

 

お母さんは「洋服が汚れるからやめてほしい」

お父さんは「飛びついて甘えてくるのが好き」

 

といった理由で、お互いの意見がズレてしまうことがありますが、しつけのルールは必ず統一しましょう。

ルールを統一せず、曖昧なルールのまま生活を過ごしていると、愛犬は飛びついた時に喜ばれた経験をお父さんの方で学ぶと「飛びついてもいいんだ♪」と学習するようになります。

だとすれば当然お母さんにも嬉しくて飛びつこうとしますよね。

お母さんは飛びつかれたくないので叱ります。

すると、

「え、どうして叱られたのかな!?」と愛犬は混乱します。

しつけのルールにズレがあった場合は、家族できちんと話し合って決めましょうね。

終わりに

「アイコンタクト」の目的は、飼い主に「注目させる」「集中させる」「意識を向ける」ことです。

アイコンタクトができると、危険を回避することにつながります。

目が合うとは愛犬にとって「嬉しいことがある」という教え方をしましょう。

 

愛犬がアイコンタクトの楽しさを理解すると、普段はもちろん散歩中でも嬉しそうに見てくれるようになります。

日常がもっと楽しく、ただでさえ可愛い愛犬がもっともっと愛おしくなります。

 

ここまで愛犬とのアイコンタクトは必要で大切なことだとお伝えしてきましたが、上のことをわざわざしなくても目が合うことがあります。

しつけにおいて大切なことは、犬に注目してもらい人のやってほしいことが伝わることです。

では、アイコンタクトをして視線が合うということは「絶対」に必要なのでしょうか?

答えは「いいえ」です。

あくまで意識が向いていれば人の意思を伝えることは出来ます。

アイコンタクトは手段に過ぎません。

 

大切なことは、重複しますが飼い主さんに「注目させる」「集中させる」「意識を向ける」ですよね。

愛犬に注目してもらうことは思っている以上にシンプルです。

 

「人」と「楽しいこと」を結びつける体験をさせてあげることです。

そうすれば、強要することなく自然と目があったり、指示が発せられる口に注目したりするなど、勝手に学習し覚えていきます。

「人」と「楽しいこと」を結びつける体験が増え、言葉をかけられれば自然と嬉しくなりますし、嬉しい言葉をかけてくれる飼い主さんへの注目度も上がります。

毎日の生活の中で、愛犬に今まで以上に楽しい気持ちや嬉しい気持ちをぜひ共有してみてください。

飼い主さんの行動が変われば、愛犬も応えてくれます。

 

人の都合や固定観念で「犬はこういう動物」「普通はこうする」「こうあるべき」より、

この子は何を伝えたいのかな、何がしたいのかな、何をしたらこの子は喜ぶのかな、嬉しいかな、と考える方がもっと暮らしも楽しくなるのではないでしょうか。

それは愛犬だけではなく、自分や人にも言えますよね。

対人でさえ、すれ違いがあるので愛犬の時なんて、本当は何を思っているのかは誰にもわかりません。

 

だからこそ、まずは私たちが相手と正直に向き合い、可能性を信じ続け行動をしていくことだなと思います。

 

では、一度きりの人生、これからも楽しい”わんだふる”ライフをお過ごしください!

 

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