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2021年06月16日お知らせ

【ペットのお悩み解決】犬の暑さ対策!

こんにちは、しつけを担当しているチョンです!

いよいよ、夏の時期がやってきましたね。

今年の夏を無事に乗り越えるために、夏の留守番の時の工夫など知識を共有していきます。

万全な暑さ対策で、愛犬と一緒に夏を元気に乗り切りましょうね!

 

目次

・犬は暑さに弱い生き物

・熱中症の症状

・愛犬が熱中症になった場合の応急処置

・簡単にできる!犬の暑さ対策は?

・室外犬の場合

・サマーカット

 

犬は暑さに弱い生き物です。

犬は舌を出して呼吸することで、体内の熱を発散させて体温を下げています。

犬の汗腺は肉球にあって、人のように全身から発汗できず、体内の熱をうまく発散させられないため暑さに弱いです。

人にとって快適な温度でも、犬にとっては暑くて辛い環境になっている場合もあります。

またシーズー、ペキニーズ、パグなどの短鼻種や肥満、高齢の犬は、呼吸がしづらく体温調整が苦手なので特に気を付けてあげましょうね。

 

熱中症の症状

軽度〜中程度の症状

・呼吸が荒い
・よだれを流す
・ボーッとしている
・ふらつく
・ぐったりして元気がない

重度の症状

・嘔吐
・下痢
・チアノーゼ
・痙攣
・失神・昏睡状態

体温が40〜43℃になると非常に危険な状態です。

 

犬が熱中症になった場合の応急処置

意識がある場合

体温が39℃になるまで流水をかけてください。

氷水をあげる飼い主の方がいますが、その場合少し注意が必要です。

体が冷えすぎると、冷えた体を温めようと血管の収縮や体の震えが起こります。

これでは逆効果になってしまうので、水や氷を使う場合は注意しましょう。

意識がない場合

すぐに動物病院に連れて行きましょう。

その際に、可能であれば気道をふさがないように舌は外に出した状態で運んであげてください。

同時に「首」「脇の下」「股」など、太い血管がある部位にタオルなどで包んだ保冷剤をあて、冷やすようにしてください。

このときも体温が38℃以下になるほど冷やすと逆効果になるため、冷やし過ぎないように注意しましょう。

簡単にできる、犬の暑さ対策

熱中症の予防には、温度や温度の調整、体温調整、水分補給などの暑さ対策が大切です。

犬は暑さに弱いので、人が少し肌寒く感じるくらいが犬にとって快適な温度といわれています。

留守中でもエアコンはつけっぱなしで、室内温度をいつも調整しておきましょう。

夏は気温が高くなるので、エアコンをつけずに閉め切ったままにしておくと室内の温度はどんどん上がります。

在宅中だけでなく留守にしている間も、エアコンはつけっぱなしにして涼しく保つようにしましょう。

室内の温度は愛犬が呼吸状態が安静を保てる温度(23〜26℃)に保ちましょう。

また人の動きを感知する機能のエアコンの場合は、人がいなくなると自動で電源がオフになってしまうことがあります。

使用しているエアコンの機能はきちんと確認しておいてくださいね。

人とは温度の感じ方が異なることを意識して、温度調整をしてあげましょう。

また日差しが差し込む窓はカーテンを閉めることで、窓から日光が入り込み室温を上昇させるのを防ぐだけではなく、冷房効果を高める効果もあります。

エアコンがない場所では風通しの良い日陰の場所をつくり、常に愛犬の様子が伺えるような場所で、留守番時も見守りカメラなどを設置すると安心できますね。

 

アイテムの力を借りる

暑さ対策はエアコンだけに頼るのではなくひんやりグッズも活用してみましょう。

近年は、ペット用の暑さ対策グッズがいたるところで販売されていますので、そんなお助けアイテムに頼るのもいいですね!

・冷感マット
・冷感素材でできた冷感寝具
・冷感ウェア
・温度管理できるペットハウス

・冷感マット

犬用の冷感マットと言っても、素材により冷え方や使い心地が異なります。

様々な素材のマットが販売されているため、何を選んであげたらいいのか迷ってしまいますよね。

それぞれの素材の特徴を理解して、愛犬に合ったものを選んであげましょう。

・ジェルタイプ

ジェルタイプの冷感マットは、触れた瞬間からすぐにひんやりとするのが特徴です。

柔らかい素材なため、フローリングやソファの上にも配置しやすいのがメリットですが、噛み癖のある愛犬はいたずらをしてしまうこともあるため少し注意が必要ですね。

・大理石タイプ

大理石は素材本来のひんやり感を長く保つところが特徴です。

冷やした場合は、その冷たさを維持しようとする素材で冷えすぎてしまうという心配もありません。

・アルミタイプ

アルミは冷やすと急速に冷えるという特徴があります。

また、放熱効果の高いアルミを使用したプレートであれば、アルミが熱を放散させるためその上で寝るとひんやりして気持ちがいいようです。

・ござタイプ

通気性がよく自然な冷感を得られるのが特徴です。

ひんやり感は強くないものの、エアコンと併用することで接触冷感効果を上げることができます。

・冷感ウェア

特にお散歩時には、冷感素材で作られたペット用のウェアがおすすめです。

水に濡らして着せることで涼しくなるものや、UVカット効果のあるもの、遮熱効果のあるものなどが販売されています。

・温度管理できるペットハウス

近年、犬猫用のグッズ開発は本当にすごくて、ペット用の室内用ハウスまで登場しています。

日中、愛犬をお留守番させることが多い飼い主さんにおすすめです。

外出時でもスマホで温度管理が遠隔操作できるようです。

愛犬にも快適なマイルームが簡単に作れてしまう時代になりました。

近年のペットグッズの進化は、すごいですね!

散歩するなら朝か夕方に行いましょう。

愛犬との日々のお散歩は、暑い夏場であっても欠かせませんよね。

アスファルトなどの地面に近づくほど温度は高くなるため、愛犬は私たちが体で感じている温度の5〜17℃も高い温度の中で歩いています。

真夏の都市部の地面はアスファルトがとても熱く肉球のヤケドや、被毛を身に着けている愛犬にとって負担はかなり大きいのです。

夏のお散歩は涼しい朝か、夕方に行うようにしましょう。

お散歩時は冷感ウエアでなくても、タオルやバンダナを水に濡らしてワンちゃんの首の後ろに巻きつけてあげたりするだけでも楽になりますよ。

また散歩後には新鮮な水を十分に与え、室内で愛犬をゆっくり休ませてあげるようにしてくださいね。

 

室外犬の場合

犬小屋の位置

犬小屋を置く位置は方角にもよりますが、1日中日光が当たらない位置、1番日差しのきつい時間帯に日陰になる位置を選ぶようにしましょう。

また犬小屋に直射日光が当たらないように犬小屋の上に屋根を作ったり、小屋にたてす(よしず)を立てかけるだけでもだいぶ違います。

愛犬がいる場所がコンクリートなら、すのこやウッドパネルなどを敷くことで温度調節を抑えることができます。

そして犬小屋を置く地面は土や短い芝だとよりいいですね。

土はコンクリートよりも温度の上昇がはるかに低く抑えることができます。

また、犬は本来土を掘って冷たい地面にお腹をくっつけて体温を下げようとするのです。

これを自由にやらせてあげることで愛犬はより快適に過ごせるでしょう。

通気性

犬小屋を置いてある場所や中に風が通るように工夫しましょう。

犬小屋の中にスノコを敷いて地面との距離を置くことで犬の体と床の間に風が通るため、体温の上昇を防ぐことができます。

窓の付いている犬小屋にするなど、中に熱が籠らないものを選ぶのも一つの方法です。

アイテムの力を借りる

外飼いの愛犬にとっても、ひんやりするペットグッズの力は絶大です。

屋外に置いてある犬小屋の中に、冷感マットを敷くだけでも違います。

中に保冷剤やジェルが入っているタイプだと、かじってしまったり、何かの拍子に内容物が出てきてしまうこともあるため、入っていないタイプのものを選んだほうが良いですね。

その他のアイデア

・飲み水に氷を数個入れます。

お散歩後のクールダウンにもあげると愛犬は喜んで飲みますよ!

・ペット用ウエアも一旦水に浸し、脱水してから着せると気化熱の作用によって涼しくなります。

サーキュレーターや扇風機で風を当ててあげると効果が上がります。

・保冷剤を入れて首に巻くスカーフ、暑さから足を保護してくれる靴、瞬間冷却スプレーなどさまざまな暑さ対策グッズがあります。

それらを活用して愛犬が元気に過ごせるように本のひと手間で愛犬を夏の暑さから守れます。

サマーカット

夏が近づき、愛犬が暑がる様子から「サマーカットをしたほうが良いのかな?」と思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。

最近では、動画やSNS上で多くのサマーカットの犬が投稿され「サマーカット」という言葉が広く認知されてますよね。

頭としっぽの先だけフサフサとライオンのように毛を残すのは「ライオンカット」、

ポメラニアンの頭部を丸く刈り、全身も短くするのは「柴犬カット」「たぬきカット」と呼ばれるなど

さまざまなスタイルが登場して可愛いですよね。

さっぱりしていて快適そうですが、犬にとってサマーカットは良いものなのでしょうか?

サマーカットとは

サマーカットというのは、毛をバリカンなどで短く刈り込むカットスタイルです。

毛の長い子もサマーカットにすることでまったく別の犬のような姿になります。

暑さ対策や見た目の印象をガラリと変えるために行う飼い主さんも多いかと思いますが、今回はサマーカットのメリットとデメリットをお伝えしていきます。

暑い夏に、毛で全身を覆われているワンちゃんを見ると「暑くてかわいそう、、、」と感じるかもしれません。

基本的に犬は季節によって毛の量を調節することができるので、毛を短くする必要はないとも考えられています。

ただし真夏の暑い日にまで対応できるわけではないので、部屋の温度は快適に保ってあげてくださいね。

 

サマーカットのメリット

涼しく過ごせる

短くカットすることで風が地肌まで通りやすくなり、比較的涼しく感じることができます。

毛が長い犬種は熱がこもりやすくなるので、毛を短くカットしてあげることで風通しが良くなります。

また、通気性が良くなることで皮膚が蒸れにくくなりますので、皮膚トラブルを防ぐことにもつながりますね。

お手入れが楽

全身短くすることで、シャンプーやブラッシングなどのお手入れが楽になります。

毛玉ができにくくなる

毛が減ることによって、毛同士の摩擦が減り、毛玉ができにくくなります。

また、毛が長い状態だと、皮膚炎など皮膚に異常があっても気づきにくく、知らない間に悪化していた、なんてことがあります。

被毛が短くカットされていれば、ぱっと見で皮膚の異常に気付くことができますね。

サマーカットのデメリット(注意点)

皮膚の炎症を起こす恐れがある

短くし過ぎると、夏は紫外線で皮膚が刺激されてしまい、炎症を起こす恐れがあります。

虫に刺されやすくなる

愛犬の毛は外敵から体を保護する役割も持っているので、あまりにも毛を短くしてしまうとノミ、ダニ、蚊など虫に刺されるリスクが高まってしまいます。

虫刺されはかゆみや痛みを伴うだけでなく、場合によっては虫を媒介して感染症にかかってしまうこともあるので注意が必要です。

被毛に影響が出る恐れがある

サマーカットて短く切りすぎることで、被毛が変わる可能性があります。

今までふわふわサラサラだった毛質が、ゴワゴワと硬い毛質になったり、毛周期に影響が出て、うまく毛が伸びてこなかったりします。

すべての犬に起こることではありませんが、見た目や触り心地に大きな変化を伴う恐れがある点は理解しておきましょう。

外気温に影響されやすくなる

太陽光が直接皮膚に当たることで、かえって暑さを感じやすなったり、ひどいと熱傷を起こす可能性もあります。

熱中症にもなりやすくなる恐れがあります。

有害な紫外線も皮膚に直接あたってしまうので、シミや皮膚炎などのリスクも高めてしまいます。

反対に、冷房の影響も大きくなり、体を冷やしすぎてお腹を壊す犬もいます。

サマーカットした後に外出する際には、なるべく日の落ちた時間を選ぶ、日陰を選ぶ、服を着せるなど、紫外線対策を考えてあげてくださいね。

バリカン後脱毛症の恐れ

バリカンを入れることにより毛が生えなくなったり、被毛がスカスカになる「バリカン後脱毛症」になる可能性もあります。

部分的に行うのが効果的です!

もしもサマーカットを行うのであれば、全身ではなく部分的に行うのがおすすめです。

犬は暑いときにお腹を冷やして体温を下げるので、お腹のあたりや、毛玉ができやすい脇の下、耳が垂れている犬種は耳の内側の毛をスッキリさせると耳の中が蒸れにくくなります。

また、お尻周りの毛を短くしておくと、排泄物が付着する心配がないので、衛生的ですね。

こまめなブラッシングとシャンプーだけでも暑さ対策になります!

犬が暑さを感じる原因は、毛の長さだけではありません。

毛の長さ以上に暑さを左右するのが、抜け落ちずに体に残った下毛です。

つまり抜け毛をしっかり取っていないことが一番愛犬にとっては暑さを感じる原因になります。

愛犬のふわふわ毛は寒さから身を守るためのものですので、暑い夏にはより一層ブラッシングなどのお手入れには気を使いましょう。

出来れば月一回、サロンでシャンプーをしましょう。

抜け毛もしっかり取れて愛犬の被毛も涼しさを維持しやすくなります。

 

サマーカットにはメリットとデメリットがあり、犬種によってはサマーカットが不向きな場合もありますので、どのくらいの長さにするかはトリマーさんとよく相談しましょう。

 

終わりに

犬は室内飼いでも室外飼いでも、暑さに弱くどちらも熱中症になるリスクがあります。

そのリスクを回避するために、飼い主さんが日常で行える些細な工夫で愛犬は快適に過ごせるんです。

熱中症の症状が見られたら慌てずに、まず涼しい場所に移動させ、水や氷で体を冷やして水分補給をしてあげましょう。

水をあまり飲まない子なら、豆乳とバナナを混ぜて、製氷皿などのアイストレーに流して凍らせてあげると喜びます!

 

愛犬を残して留守にするときは、エアコンをできるだけつけっぱなしにしましょう。

室内を閉めっぱなしにしておくと本当に暑いので!

夏場は愛犬にとってエアコンが欠かせない季節となるため、電気代の請求金額が高くなってしまいます。。。

愛犬と健康でしあわせに暮らすには必要な出費と割り切って、特に飼い主が留守の間はエアコンで室温管理ができるようにしておきましょう。

 

夏の散歩の時間は早朝や夜に行う、いつも水分補給ができるように水を準備しておく、被毛を短くカットして体温調整がしやすいようにするなど、習慣の見直しが大切です。

暑さ対策アイテムも機能的なものがたくさん出ているので、愛犬の好みに合わせていろいろ試してみるとよいかもしれませんね!

 

万全な暑さ対策で、愛犬と一緒に夏を元気に乗り切りましょうね。

 

では、一度きりの人生、これからも楽しい”わんだふる”ライフをお過ごしください!

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