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2021年03月11日スタッフブログ

【ペットのお悩み解決】子犬が甘噛みする理由と対処法

こんにちは!しつけを担当しているチョンです!

子犬を迎えて数ヶ月が経った頃、家中の家具を噛んだり、人の手や足を噛んでくるなどのちょっとした問題が起き始める月齢ではないでしょうか?

 

「今は痛くないから大丈夫かな」とか「子犬だから仕方ないよね」と放っておいても直るものではありません。。。

子犬のうちは甘咬みで済んでいたとしても、成長とともに顎の力が強くなることで、飼い主さんがケガをするかもしれません。

 

「このまま大人になったらどうしよう。。。」

「どうしつけたらいいのかわからない。。。」

と悩まれている飼い主さんが非常に多いような気がします。

 

子犬の甘噛みが治らないときにどうやってしつけていけたらいいのか、そこで今回は、子犬が甘噛みをする理由や対処法について解説いたします。

早い段階でしっかりと予防や対策をしていくことを心がけていきましょうね!

 

目次

・子犬の甘噛みとは?

・なぜ甘噛みをするの?

・子犬の甘噛みの直し方

・子犬の甘噛みが治らないときに行うNGな方法

・終わりに

子犬の甘噛みとは?

まずは、なぜ犬は甘噛みをするのかについてお伝えしたいと思います。

犬の甘噛みは、じゃれるように人や物に対して噛みつく行為です。本気ではなく加減して噛むことをいいます。

犬は歯が抜けて生え変わる3週齢ごろから6~8ヶ月ごろまでは、噛みつき欲求が強くなると言われています。様々なもの対して、噛みつきたいというのは犬の本能であり、この時期に何かを噛むと、その後も同じようなものを噛む習慣がつきやすくなります。

また、子犬は母犬や他の兄弟と一緒に成長することが多いものですが、そのときに遊びやコミュニケーションの中心になるのが「甘噛み」です。

子犬は他の兄弟を噛んだり、噛まれたりすることで、どれだけ力加減をすればいいのかといったことを学びます。また、群れのルールを乱したときなど、母親はそれを教えるために子犬を噛むこともあります。

このように甘噛みは子犬の成長にとっては欠かせないもので、実際にはある程度成長すれば自然に治まります。

ただ問題は、成長しても甘噛みが収まらないという場合、もともと力のコントロールができないことに加えて、噛む力も成長に伴って強くなっているため、思わぬ事故やトラブルにつながることもあります。

子犬が甘噛みをする理由とは?

大きく分けて、3つあります。子犬が噛むのは、

です。そもそも子犬が「甘噛み」をするのは当然だということです。ただ「噛むという行為」をやめさせるのはほぼ無理と言ってもいいでしょう。

子犬にコミュニケーションをしないで!と言っているようなものです。

なので、まずは「なんで噛んでいるのか」を理解して、対策をしましょう。

細かく見ていきましょう。

乳歯がむずがゆい

乳歯が生えてきたり、永久歯への生え変わりでムズムズするという理由があります。

人はそういうとき、グラグラしてきた歯を自分の指で触ることができますが、犬にはできません。そのため「何かを噛む」ということに繋がるのです。

この時期は歯のむず痒さが気になり、どうしても何かを噛まずにいられなくなります。

このタイプに見られる甘噛みの対象物は、人の手や足などの動くものというよりは、長い時間遊んでいられる家具などの動かないどっしりとしたものであることが多いです。

遊び・好奇心によるもの

好奇心旺盛な子犬の場合、噛めそうなものであれば、なんでも1回は噛みつく傾向があります。

子犬は人と違って足を手のように使えないため、五感を駆使して興味の対象が一体何なのかを確認します。においを嗅ぎ、食べられそうなものなら口に入れて確かめるなど、赤ちゃんと同じような行動をとります。

また、椅子やソファ、ベッドなどの家具を甘噛みすることもよくあります。自分の目線にある物は基本的にまず噛んでみます。性格によっては、その対象物を破壊することで興味を無くす子犬もいるでしょう。
噛むことで子犬に危険が及ぶ物や、壊されたら困る物は、子犬の届く場所には置かないよう気を付けてくださいね。

留守番中の暇を紛らわすため

家の中に愛犬しかいない留守番中は、自由にさせてしまうと暇つぶしに部屋の中の様々なものを甘噛みすることがあります。とくに子犬の時から頻繁に留守番をさせている家庭は注意が必要です。甘噛みを繰り返すうちに犬は、「噛むと退屈が紛れて嬉しい」と感じ、やがてそれがルーティーン化し、頑固な噛み癖になってしまうことがあります。

嬉しい気持ちや楽しい気持ちが高まって噛む

人の手や足を引っ張るように噛む、おもちゃや物を口で咥えて近づいてくる、噛む前にしっぽを振るといった仕草や行動が見られるときは、嬉しい気持ちや楽しい気持ちが高ぶっている証拠です。とくに子犬は、嬉しくなったり楽しくなったりして人の手を甘噛みしてしまいがちです。

犬は生まれて50日目くらいまでに、親犬や兄弟犬と遊びながらお互いの体を噛み合い、”痛み”を学びます。子犬の時期に人と触れ合う中でつい甘噛みをしてしまうのも、こうした遊びの延長といえるのです。

構って欲しくて噛む

飼い主さんに構ってもらいときや甘えたいときにも甘噛みをすることがあります。甘えん坊な性格の犬や飼い主さんとのスキンシップが大好きな犬は、自分の相手をしてほしくて甘噛みをします。

ここで何らかの反応をすると、犬は「噛めば構ってもらえる」と学習するので気をつけましょう。

<問題行動に起因する飼い主さんの行動>

  • まだ子犬だし痛くないからと、手で遊ぶ
  • 甘噛みしてくる姿がかわいくてついつい「かわいい!」と喜ぶ
  • 痛くて「痛い!」と手を引っ込める
  • やめさせようと「噛んだらダメ!痛い!」と怒る

実はこれらの反応は、犬にとって「飼い主さんから反応が返ってきた!嬉しい!楽しい!」行動になってしまいます。

飼い主さんは怒っているつもりでも、犬は噛めば構ってくれる」と勘違いしてしまいます。

ストレスによるもの

精神的な不安やストレスから噛む行為に至る子もいるようです。明確な理由が見受けられない場合は、思い当たることがないか普段の接し方やルーティンを紙に書き出すといいでしょう。
精神的な不安が続けば、健康に影響を及ぼす場合もあります。散歩や運動の時間が足りてない、住んでいる環境に不安がある、飼い主さんとのコミュニケーションに満足していないなど、犬が何かしらのストレスを抱えていると、甘噛みをしやすくなります。

噛むことによってストレスを発散させるという行為は、噛み癖の原因にもなります。愛犬が頻繁に甘噛みをするときは、ストレスが溜まっていないかどうか、日々のお世話を振り返るといいですね。

子犬の甘噛みはいつまで続くの?

個体差があり、終わる時期は異なるのです。「いつまで」という期間は、明確には定められていません。子犬の甘噛みは成犬になれば自然となくなると思いがちですが、実際は放っておいても直るものではありません。子犬のうちの甘噛みくらい大目にみてあげようと考えていると、将来噛み癖がついて困ったことになるかもしれないのです。早い段階でしっかりと予防や対策をしていくことを心がけましょう。

子犬の甘噛みの直し方

子犬のうちは、経験したことをどんどん吸収し、覚えていきます。そのため、この時期にしばしば人を咬んでいた子犬は、大きくなってからも咬み癖が直らない可能性があります。

そこで大切になるのが、「咬んではいけない」と教える以上に、咬まないで済む環境を作ってあげるということです。

子犬の顔の周りを手で乱暴に触ったり、目の前で手を動かしてじゃれさせる遊びは、咬み癖をつける原因になります。「手を咬んだらおもしろい」と子犬が誤解するような遊びはやめましょう。突然、手を子犬の前に出して驚かしたり、手にグローブをつけて噛ませる行為も咬み癖につながる可能性があります。

噛めない環境を徹底的に作る

文房具やスリッパ、靴下、ハンドタオルなどは飼い主さんのにおいがついてるため、犬にとって魅惑のアイテムです。

これらのものが床に落ちていたり置いてあったりすると、犬は自由に噛んでしまい、噛み癖が悪化することになります。噛まれて困るのは、犬が届かない高い場所や扉付きの棚などに片付けることを徹底して、もしゴミ箱の中にあるものを出して噛んでしまう場合は、届かないような高い場所におく、フタ付きのゴミ箱に変えるなどして対策しましょう。

留守番する環境をちゃんと整える

愛犬に長時間の留守番をさせる場合は、家具を噛めない、そして噛まなくていい環境を作ることが重要です。

トイレや水入れ、噛み壊さないゴム製のおもちゃを入れた広めのサークルを用意し、安心して休める寝床を作りましょう。

愛犬の留守番環境を安全で快適なものへと整えることが大切です。

エネルギーを十分に発散させる

子犬は疲れ果てると、噛んだり吠えたりせずに寝ます。

暇だから、遊んでほしくて手や足、またスリッパや靴下を噛んだりするのです。なので、疲れ果てさせるというのも大いにアリです。

疲れ果てさせるために

  • いろんな犬や人に会わせる
  • 車やバイクの音、救急車や飛行機の音などを聞かせてあげる
  • 車や電車を見せる、乗せる
  • 公園に連れて行ってあげる
  • ドックカフェに連れて行ってあげる
  • パピー教室に連れて行く
  • おもちゃを投げたり、引っ張ったりして思いっきり遊んであげる
  • 人を招いてみる
  • 餌を一度にあげるのではなく、ご褒美として少量ずつあげる
  • コングなど知的玩具を与えてみる
  • 掃除機やチャイムの音など、ありとあらゆる生活音を聞かせる

などいろいろ方法があります。

また、何かを噛みたい欲求が強い子犬期には、散歩を通じてエネルギーをたくさん発散させると、噛み癖を軽減できます。

帰宅後に犬が疲れて寝てしまうくらいの散歩量を意識してみてください。

ただし散歩デビューしてから間もない子犬に関しては、無理せず室内で遊んでエネルギーを発散させてあげましょうね。

犬が自発的にオスワリをしたら遊ぶ

噛めば構ってもらえると思ってる愛犬には、自発的なオスワリを促すのも効果的です。

飼い主さんのそばで犬が自然にオスワリをしたら、すぐおやつやおもちゃを与えて「偉いね、かしこいね、いいこ」と褒めてあげましょう。

これを繰り返すうちに、犬が「オスワリをしたら構ってもらえる」と認識して、相手をしてもらおうと噛むことが減ります。愛犬がして欲しいことをしたら、褒めることを繰り返します。

飼い主さんが一貫性のある行動を取ることで、愛犬の理解するスピードも上がり、飼い主さんを信じて行動をするようになります。

飼い主さんに構ってもらうにはどうしたらいいのかを、何が正しい行動なのかを愛犬に考えさせます。愛犬の行動にすぐこちらが反応するのではなく、愛犬に何が正しい行動なのかを少し考える時間、愛犬に任せる時間を持たせてみましょう。

そこでもし違う行動をとったとしても、また教え直せばいいだけですので、愛犬がしてほしくないことを経験した時に「また失敗を経験させてしまった。。。」と落ち込まずに、笑いのネタができた!と日記やノートにでもメモしておくといいですね。

同じことで悩む人が現れたときに、ぜひ、その失敗談を笑って教えてあげましょう。

飼い主さんから愛犬を遊びに誘うことも心がけましょう。

愛犬に留守番をさせる前や留守番後は、愛犬に誘われるよりも先に飼い主さんから遊びに誘いましょう。

飼い主さん1人では、構ってあげられる時間にも限りがありますので、そんなときは家族や親しい人に協力してもらい、構ってあげられる時間を確保してみてください。

引っ張りっこ遊びは、飼い主さんが疲れにくいわりに、犬が全身を使って運動できるのでおすすめです。

 

犬が遊べるグッズやおもちゃを活用

おもちゃやガムなど「噛んでいいもの」を噛んでいるときに、ほめてあげましょう。

「なんだかよく分からないけど、おもちゃで遊んでると、ほめてもらえる!」

と覚えると、おもちゃで遊ぶことに夢中になります。噛んでいいものを、ただ置いておいても意味がありません。ひとりでは遊ばない子がいるので投げたり、引っ張ったりして飽きないように付き合ってあげましょうね。

手を噛ませることはしない

噛むことをやめさせるのは無理なので、噛む対象を人の手や足などでなく、おもちゃやガムなどにしましょう。

遊びながら噛めるタイプのおもちゃはいいですね。そして、それらを噛んでいるときに、ほめておやつをあげるようにしましょう。

手や足を噛んできたときは、無視して背を向ける

 

噛んでくるときは、基本的に無視しましょう。「やめて!」とか「こら!」とかの言葉で怒ると、かまってもらっている!と勘違いする子も多くいます。

木製の家具などを噛みがちな犬には、木製のおもちゃを与えてみてください。噛み応えがあり、長い時間を噛んでいられるガムやアキレスも効果的です。パッケージを見て、愛犬の月齢・年齢に合ったものを選んであげましょう。たくさんカジカジしても壊れにくいゴム製のおもちゃも何かと役に立つ優れものです。

興奮しがちな愛犬には、噛んで振り回したり、引っ張りこしたりできるボア製のおもちゃやぬいぐるみ、ロープの素材でできたおもちゃを与えると良いでしょう。噛み方によっては、歯が割れてしまう恐れもありますので、愛犬がどのように噛むのか、はじめて与えるときはよく観察して安全なおもちゃを選んであげましょう。

 

子犬の甘噛みが治らないときに行うNGな方法

子犬が甘噛みをしてきたとき、

などの行為はNGです!

そもそも、甘噛みはコミュニケーションの一つです。

それを強制的にやめさせられたり、怒られたりしたら、すごく臆病になってしまったり、余計に噛んでくる(威嚇してくる)子になってしまいます。

 

また、噛みグセを悪化させる行動には、

①  興奮するまで遊ばせる行為

スキンシップをしようと、愛犬が興奮しすぎるほど遊ばせるのも危険です。うれしい気持ちや楽しい気持ちが高まった犬がヒートアップすると、甘噛みが悪化してしまう原因になります。興奮して噛む力が強くなると落ち着かせるのも難しくなります。
うなるなどの興奮が強く見られたら「オスワリ」をさせるなど短時間のクールダウンをし、興奮度をコントロールしながら遊びましょう。

②  一貫性がない

甘噛みをしている犬に対して、その時々によって飼い主さんの反応が違ったり家族によって指示の仕方がバラバラだったりすると、一貫性がなくなり犬が混乱して指示がきちんと伝わりません。家族で犬を飼っている場合、家族のなかのひとりがしつけの方法を間違えることや気分でやり方を変えてしまうことで、甘噛み行動がさらに悪化するケースもあります。

まとめ

以上、子犬の時期に甘噛みをする理由と対処法ついてお伝えいたしました。

甘噛みは子犬が成長する上での大切な過程です。

紹介した対処方法で改善することもありますが、犬の性格や甘噛みの強さによっては上記の内容だけでは対処が難しいケースもあります。その際は、自身や犬のためにも無理をせず、専門のトレーナーさんに相談してみることをおすすめします。

愛犬がかわいくて、ついつい甘やかしてしまいがちですが、犬のためにもしつけをすることは大切です。

また、この行為に困り果て、この悩みはいつまで続くの?…と不安な方は、落ち込む前に色々なアイテムを試してみましょう。デンタルケアをしてくれるおもちゃを使って一緒に遊んだり、しつけをすることを楽しみながら、成長を見守ってあげてくださいね。

何が良い行動で何が悪い行動かを確認し合うことで、飼い主さんだけでなく愛犬にとっても暮らしが楽になり、絆も深まります。

 

では、一度きりの人生、これからも楽しい”わんだふる”ライフをお過ごしください!

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